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【今の日本の社会風刺が刺さる】相互監視の「同調圧力」から高校生が「自分らしさ」を取り戻すまで【作者インタビュー】

2024年5月6日

  • 腹ぺこ ららばい( @harapekoLullaby )さんがSNSに投稿した漫画「遥かなる空」が話題を集めている。教室だけでなく社会における同調圧力を「仮面」の存在で表現した本作は、自分らしくあることの大切さを多くの人に気づかせ、多くの反響が寄せられた。今回、作者の腹ぺこ ららばいさんにインタビューを敢行。本作に込めた思いや制作の裏側などについて語ってもらった。


    「マスクをしていないとモラルがないと見なされる世の現状と、自分の描きたいテーマが上手くリンクした」


    「遥かなる空」 画像提供:腹ぺこららばいさん01 画像提供:腹ぺこららばいさん02 画像提供:腹ぺこららばいさん03 画像提供:腹ぺこららばいさん


    本作が生まれた経緯について、腹ぺこ ららばいさんは「同調圧力を題材にした仮面を被る世界のお話自体は、学生時代から構想してはいました。製作したのはコロナ禍真っ只中の2021年です。マスクをして顔を隠す、そしてマスクをしていないとモラルがないと見なされるという世の中の現状と、自分の描きたいテーマが上手くリンクしたので、学生時代から残していたネタを掘り起こして、製作することにしました」と。コロナ禍が一つのきっかけとなったことを告白。

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