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数学アート・パズル企画展を4月23日から開催!教育界が注目する「探求学習」を図形で遊びながら体験

2024年4月12日

  • 東京都渋谷区のこども科学センター・ハチラボでは、珍しい図形を使った数学アート・パズル作品で遊べる企画展「テセレーション展 あそんでたんきゅう!しきつめアート・パズル」を2024年4月23日(火)から6月30日(日)まで開催。敷きつめ図形を通じて子どもたちに“数学×アート”の探究教育活動を提供する日本テセレーションデザイン協会が主催する。


    教育界が注目する「探究学習」を、珍しい図形の遊びを通じて体験


    近年注目の「探究学習」とは?教育現場における負担増


    今、教育界で注目されている探究学習とは、生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析、周囲の人と意見交換・協働しながら進めていく学習活動のこと。2022年4月から全国の高校で新科目「総合的な探究の時間」が始まっており、渋谷区では24年度から区内の全小中学校で毎日の午後の授業を探究の時間にあてるなど、この数年で教育現場では探究学習の取り組みが本格化してきた。


    しかし、協会の活動を通して聞こえてくるのは、教育関係者の間では探究学習の必要性は感じながらも、準備を含め教師の負担が大きく、テーマの進め方が難しいという声だ。中学・高校の教師を対象にした調査によると、6割が「教師の負担が大きい」ことを課題に挙げており教育現場への導入はまだ簡単ではないように見受けられる。

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